⇒TOPIC1 仮設住宅への取り組み

施工:セルコホーム株式会社

カナダウッドグループは、2011年3月11日の東日本大震災で被災した東北地域の復興支援の一環として、カナダ連邦政府、ブリティッシュ・コロンビア州政府、カナダ林産業界などと協力し、「カナダ‐東北復興プロジェクト」を推進して参りました。そして、この度、名取市の商業拠点「ゆりあげ港朝市」が完成し、オープニング式典を2013年  5月4日午前11時に実施いたしました。当施設は震災以後、閖上地区に建設された最初の公共施設となります。

「ゆりあげ港朝市」は、30年以上にわたり名取市の商業拠点および観光名所として栄えてきましたが、震災で壊滅的な被害を受けました。同朝市は、現在は名取市内の仮会場において営業していますが、今回の施設の完成により、約2年ぶりに閖上地区に戻ることになります。再建される朝市の店舗建物は2棟で14店舗、枠組壁工法(ツーバイフォー工法:285u)によって建てられ、カナダのSPF材、ウェスタン レッドシダー、OSBなどの木材が活用されています。隣接地には “カナダ―東北友好記念会館、愛称「メイプル館」”(ポストアンドビーム工法:496u)も設けられ、カナダのダグラスファー集成材、レッドシダーなどが使用されています。同パビリオン内では地元の魚介類、おみやげ品、東日本大震災で被災された方の手芸作品を販売しました。

また、2013年1月18日には、同プロジェクトの一環として、「どんぐり・アンみんなの図書室」がオープンしました。当施設は、震災の影響で利用不能となった、名取市図書館の敷地に建設された市民向け図書室で、延床面積は240m2、在来工法によって建てられ、持続可能な森林計画に基づいて生産されたカナダのSPF材、カナダツガ材、ウエスタンレッドシダー材等の木材が使用され、木造建築ならではの温もりのある空間を提供しています。同図書室は、火事などにより森林が喪失しても、再び芽を出し森林を再生する強い力を持つ「どんぐり」と、カナダの有名小説「赤毛のアン」に因んで「どんぐり・アンみんなの図書室」と名付けられ、連日多くの市民の方にご利用頂いています。


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